- 2011年12月3日 06:09
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わたしはまぼろし。
主要な記事の紹介
- サイケデリックス 神聖な幻覚剤の医療、歴史、文化。精神世界が顕現する物質。
- アヤワスカ 最強のサイケデリックス。心身の病気の代替医療の隠し玉。
- ティモシー・リアリー 自ら考え、私たちの現実を主導し戦い抜けと言う心理学者。
- アルバート・ホフマン サイケデリックスであるLSDを生み出した科学者。
- オルダス・ハクスリー 西洋の心の扉を開いた天才、小説家として知られる思想家。
- 心理学 心の扉はいろんなところに開いてるよ。
- 瞑想 熱狂的に読まれている。ストレスと衝動性の精神疾患に。心理学とセットで。
- 菜食 ベジタリアンの分派の歴史と、ちょっとした栄養学。
- 栄養学 科学報告と歴史を包括した栄養学を描いた。存在しない、欲しかった文書。
- 脂肪酸組成 脳の6割を占める脂肪酸。脂肪酸の分析は栄養学のひとつのかなめ。
- ブレインハック・ブレインブースト、学習・記憶・速読 速読できるようになろう。
- スチュアート・ブランド、ホールアースカタログと情報共有 現在系教育法。
- 情報はどこから得るのか 人気の記事ではないが、Wikipediaで使えるような網羅的な情報収集法。スタートページ。
安全と思いこまされてる社会と、科学的根拠に基づいた立法を求める人々、難しいのね、少しずつ、意見を吟味しないと。
togetterにもたまに増えます。
THA BLUE HERB -
時代は変わるPart2,3
健康の自由へ向かうブログ-生命権の自由
21世紀に入って医学分野で客観的根拠を重視する「根拠に基づいた医療(EBM)」が標準医療として広く普及しました。LSDを合成したアルバート・ホフマン(Albert Hofmann、1906年 – 2008年)は、医学と歴史を根拠として、サイケデリックス(幻覚剤)が地球規模の危機を緩和するために人間の意識を変革する目的で使われることを望みました。
こういうことを知ると、科学より洗脳が強いことがわかりますね。疑似科学批判者が、疑似科学を広めている変な世の中です。科学はEBMの思考へ、流れを知るには『疑似科学と科学の哲学』[1]を読んでみてください。
MAPS(幻覚剤学際研究協会)―既存の医療で治療が困難な病気に対する可能性
サイケデリックスやマリファナによる既存の治療法より踏み込んだ医療への認可を啓もうする団体に「MAPS(幻覚剤学際研究協会)」があります。製薬として処方されるまでの研究・治験が順調に進んでいます。MAPSのミッションと、それらが政治的に違法化された理由。
サイケデリックスとマリファナの処方箋薬化を進め、心的外傷後ストレス症候群(PTSD)、痛み、薬物依存症、終末期に伴う不安症、鬱病など、通常の医薬品による治療に限界のある疾患を治療可能にすること。(中略)
サイケデリクスがもたらす良い結果として、政治や環境保護活動への関心を促す点が、政府の反感をかったのだとドブリンは言う。サイケデリック体験により獲得した一体感から、有色人種や女性への共感がわき、また死を恐れなくなったサイケデリック戦士たちが、よりリスクの高い行動をとるようになり、社会正義のための運動へ積極的に関与するようになった。政府はそれをもっとも恐れたのだ、と。
(サイケデリクス研究協会MAPSの仕事:リック・ドブリンの講演(Entheorg))
がん末期患者の終末期ケア・スピリチュアルケアがLSDによって、がんを患った(あるいは、それ以外の原因による)PTSD患者の心の痛みがMDMAによって、がんの化学療法による極度の肉体的精神的な苦痛・スピリチュアルペインが医療大麻によって、治療できるようになります。それらには、特許もない。
ハーバード大学は、強烈な痛みを伴う群発頭痛に対してLSDやシロシビン(マジック・マッシュルームの成分)の短期間の使用で劇的な回復、ときに完治することを聞き取り調査した[2]。それらに似ているが幻覚もなく規制されていない化学物質BOL-148(または2-Bromo-LSDと呼ばれる)を用いた単純な試験を行い劇的な回復を報告した[3]。Entheogencorpは、BOL-148による群発頭痛の治療を商業化するためにハーバード大学教授のジョン・ハルパーン(John Halpern)によって立ち上げられた[4]。製薬会社が利益を回収できるほどの市場規模のない病気に治療薬は生まれない。
サイケデリックスの可能性、治癒とQOL、そして、解放
LSD、MDMAといったサイケデリックスやマリファナによる医療研究が進行しています。日本でもナショナル・ジオグラフィック・チャンネルで2010年5月~7月に「潜入!合成麻薬LSD」[5]や「潜入!大麻」[6]が放送されます。2010年8月18日、LSDやケタミンなどの幻覚剤が心理療法と併用して、うつ病、双極性障害、強迫性障害、慢性痛などに治療効果があると『ネイチャー神経科学』誌で報告されたと[7]、ロイターとエキサイトニュースで報道されました[8][9]。『サイエンス』誌、ケタミンが数時間で抗うつ効果を示し、効果は7~10日間持続し脳細胞の修復も助ける[10]、アメリカ国立精神衛生研究所によれば、ケタミンは既存の抗うつ薬で効果のなかったうつ病と双極性障害の患者の70%に抗うつ作用を発揮した[11][12]。ケタミンは日本では2007年に麻薬に指定されたが、本来は世界保健機関(WHO)が麻酔薬として必須医薬品に指定しているもので世界的には研究しやすい。
CNNでとりあげられたMDMAによるセラピーセッションではPTSD(心的外傷後ストレス障害)に良好な結果がでました。ナショナル・ジオグラフィック・チャンネルでは、LSDによってがん末期患者が生きる感覚を取り戻したということを特集しました。Love S. Doveさんが、こうした報道の流れをサイケデリックスの臨床研究に関するマスコミ報道(Entheorg)でまとめています。Yahoo News!(もとはAP通信の映像)で、がん患者にマジックマッシュルームの成分であるシロシビンを投与する研究が報道されています[13]。サイケデリック物質に効果が似ている精神疾患の治療薬であるSNDRIとか順番に認可されて、人々の意識を解放するための直接的原動力となったために法的に規制されたサイケデリック物質への抑圧を緩和しなくちゃね。
生の尊厳を食物とサイケデリックスで守ろう
日本人の死因の約30%を占める死因1位のがん。がんを経験した人のうち6~22%がPTSDにもかかるという報告がある[14]。食生活の変化から、30~40代の乳がんの発症率が上がっている。死因2位、3位の心血管疾患と脳血管疾患の2つで約30%を占める。ここまで食事である程度予防することができる。死因の4位は10%肺炎(増えてきてる)、老人に多く衛生の徹底が重要だろう(個人的には日本の技術である微酸性電解水の技術力向上とコスト改善が望まれる)。5位で事故3%、そのうち交通事故は2割くらい(つまり全体に対して0.6%、単純にすると上位3大死因のほうが100倍のリスク)。死因6位の老衰、約3%となる。7位で自殺2.6%。そのうち約3割がうつ病、うち約2割が身体の病苦が原因となっており[15]、絶望感や強烈な苦痛が主な原因となる。世界がん研究基金は肥満を予防するのががん予防の優先事項だとしている。食事を予防的なものに変えれば、食料自給率も改善して、自然保護にもつながる。
- 「平成20年人口動態総計」(厚生労働省)
- 『精神保健研究-自殺学特集』通巻49号Supp、国立精神・神経センター精神保健研究所、2003年。
あなたはおそらく心臓病やガン、脳卒中、アルツハイマー病、肥満、あるいは糖尿病で苦しんでいる人を知っているだろう。(略)すでに検証してきたように、このような病気はホールフードの植物性食品を常食としている中国農村部のような文化圏では、あまりポピュラーではない。
(T・コリン・キャンベル、トーマス・M・キャンベル『葬られた「第二のマクガバン報告」中巻-あらゆる生活習慣病を改善する「人間と食の原則」』松田麻美子訳、グスコー出版、2010年。ISBN 4901423150。12ページより引用。(原著 THE CHINA STUDY, 2004)
がんの化学療法は身体的・精神的に壊滅的なダメージを与える。
- これらの薬剤はガン細胞を破壊する化学作用を発揮すると同時に、健康な細胞をも食い荒らしてしまう副作用を持っている。
- 体重が落ちて力が抜けてくると、患者はしだいに生きる意欲そのものを維持することが困難になってくる。
- これ以上化学療法を受けるよりも死を選ぶと、夫は私にいったのでした。
(ハーバード大学教授、レスター・グリンスプーン、ジェームズ・バカラー『マリファナ』久保儀明訳、青土社、1996年。ISBN 4791754530。より引用。(原著 MARIHUANA, THE FORBIDDEN MEDICINE, 1993))
がんに対する化学療法の副作用の軽減や多発性硬化症などの複雑な症状に対して、医療大麻(マリファナ、しかもほとんど副作用がない)が活用できるため、薬物のエキスパートであるハーバード大学医学部教授のレスター・グリンスプーンらが啓発しているわけである。
科学に基づいた立法に向けて
日本にサプリメントが輸入されたのはOTO(市場開放問題苦情処理体制 )を通してで[16]、抗うつ効果のあるセント・ジョーンズ・ワート[17](このハーブは軽度から中程度のうつ病に有効とされる報告があり[17]、何より一般の抗うつ薬より副作用が少ない[18])とかが医薬品ではなくサプリメントとして流通しているでしょ。日本型食生活が提唱されたのは、生活習慣病と食事の関連が米国の食事目標で言われたからでしょ。アメリカが変われば確実に日本も外圧の影響を受けてるんだ。それが日本で独自の抵抗を受けて簡単には定着しないんだけど、口から入れるものは順番に外圧を受けてきた流れがある。この輸入を中途半端にやってアメリカの利益という観点だけを残すと日本はアメリカの属国で終わりだね。あとは薬や毒って考えると、食べ物も製薬に近い物質も、化学物質だからリスク評価に境界なんてないからね。この無境界で科学する必要がある。それをいろんな切り口で広げてるだけなんだ。科学に基づいた立法が必要だよ。
日本ではより正確な知識を重視することは栄養学や薬物に関する政策にまでまだまだ波及していません。医療現場で常識となった「根拠に基づいた」思考方法を他の分野に広げることが必要です。
思想の下地
哲学者の森瀧市郎(もりたきいちろう、1901年-1994年)は、広島への原爆投下を体験し、核使用に反対するための座り込み運動を始めました。その座り込み運動は各地に飛び火し、精神的な連鎖反応が起こったと表現しこんな言葉を残します。
「精神的原子の連鎖反応が物質的原子の連鎖反応に勝たねばならん」
(NHK映像ファイル-あの人に会いたい102回目 (NHKアーカイブス)より引用。)
われわれの社会と生の全面的変容には、われわれ自身に連鎖的に根源的変化を起こさなさなければならない。
意識の目覚め、健康によるエンパワー
カギを握るのは、機械的・惰性的な生からの離脱・変容であり、そのためにはこれまでの生に敏感に気付き目覚めるということである。人類の意識のありようを変容させようとしたJ・クリシュナムルティ(Jiddu Krishnamurti, 1895年-1986年)は、以下のように健康の重要性にも言及する。意識の変容には身体の健康が強い助力を持つのである。
「機敏さは自分の身体具合に依存しませんか?もし病気なら、あまり目覚めていられません」
「むろんそうです。もし苦痛があれば、当然人は他のことは何も考えられなくなる」
「あるいは、エネルギーがなくなる……」
「ええ、そのとおりです。エネルギーがなくなる。ですから人は、自分の身体具合を見守り、いつもの食事に気をつけ、過労に陥ったりしないようにしなければならないのです」
(J. クリシュナムルティ『私は何も信じない-クリシュナムルティ対談集』大野純一訳、コスモスライブラリー、2000年。ISBN 4434004980。27ページより引用。(原著 I DON’T BELIEVE IN ANYTHING))
伝統的経験論と21世紀の予防医学
そこで、日本で経験知を駆使して食事によって病気を治してきた玄米菜食運動である、食養、マクロビオティックに目を向ける。伝統知識、経験論を無視して検証なしに否定することもぜんぜん論理的じゃないよね。マクロビオティックの創始者である桜沢如一(さくらざわ ゆきかず、1893年-1966年)は1930年代にもこう述べている。
人間の体だって、材料がわるければ弱いことをくみとってください。(中略)しかし、現代医学の上では、人間の材料まで遡って指導する力が、従来の実績から見て不可能らしい。そこで医学以上に此強健人体の製造法を「食養法」と名づけているのだ。
(桜沢如一『砂糖の毒と肉食の害』大日本法令出版、1939年。2-4ページより引用。筆者まぼろしにより現代漢字に変更。)
予防医学の研究が活発化してきた現代医学と、人間の意識と意識変容の流れを追おうというのが、このブログが成立した趣旨である。ぜんぶ絡まってる科学は材料までさかのぼることはできたが、今度は指導力がない。
脚注
- ^ <ref>伊勢田哲治『疑似科学と科学の哲学』名古屋大学出版会、2002年。ISBN 4815804532。</ref>。
- ^ <ref>Sewell RA, Halpern JH, Pope HG Jr. “Response of cluster headache to psilocybin and LSD” Neurology. 2006 Jun 27;66(12):1920-2. PMID 16801660.</ref>。
- ^ <ref>Karst M, Halpern JH, Bernateck M, Passie T. “The non-hallucinogen 2-bromo-lysergic acid diethylamide as preventative treatment for cluster headache: an open, non-randomized case series” Cephalalgia. 2010 Sep;30(9):1140-4. Epub 2010 Mar 26. PMID 20713566.</ref>。
- ^ <ref>Janice Karin “Treating Cluster Headaches with LSD” (THE FUTURE OF THINGS, Tuesday, June 28, 2011)</ref>。
- ^ <ref>「潜入!合成麻薬LSD」(ナショナル・ジオグラフィック・チャンネル)</ref>。
- ^ <ref>「潜入!大麻」(ナショナル・ジオグラフィック・チャンネル)</ref>。
- ^ <ref>Vollenweider FX, Kometer M. “The neurobiology of psychedelic drugs: implications for the treatment of mood disorders” Nature Rev Neurosci. 2010 Sep;11(9):642-51.Epub 2010 Aug 18.PMID 20717121.</ref>。
- ^ <ref>幻覚剤、心理療法との組み合わせでうつ病などに効果も=研究(ロイター、2010年8月18日)</ref>。
- ^ <ref>幻覚剤、心理療法との組み合わせでうつ病などに効果も=研究(ロイター)(エキサイトニュース、2010年8月18日)</ref>。
- ^ <ref>Li N, Lee B, Liu RJ et al. “mTOR-dependent synapse formation underlies the rapid antidepressant effects of NMDA antagonists” Science. 2010 Aug 20;329(5994):pp959-64. PMID 20724638</ref>。
- ^ <ref>麻酔薬ケタミンに顕著な抗うつ効果、米大研究(AFPBB News、2010年8月22日20:11)</ref>。
- ^ <ref>Rapid Antidepressant Works by Boosting Brain’s Connections(National Institute of Mental Health (NIMH), September 09, 2010)</ref>。
- ^ <ref>Cancer patients go on a psychedelic trip(22 Apr 2010 9:51PM、Yahoo! News)</ref>。
- ^ <ref>『Newton別冊脳のしくみ-ここまで解明された最新の脳科学』ニュートンプレス、2008年。116-117ページ。ISBN 4315518379。</ref>。
- ^ <ref>自殺の動機、最多は「うつ病」警察庁まとめ(2009.5.14 10:11、MSN産経ニュース)</ref>。
- ^ <ref>基準・認証制度等に係る市場開放問題についての対応(平成8年1996年3月26日) (市場開放問題苦情処理体制)</ref>。
- ^^ <ref>セイヨウオトギリソウ(セントジョーンズワート) – 「健康食品」の安全性・有効性情報 (国立健康・栄養研究所)</ref>。
- ^ <ref>アービング・カーシュ『抗うつ薬は本当に効くのか』石黒千秋訳、エクスナレッジ、2010年。ISBN 4767809541。227ページ。(原著 THE EMPEROR’S NEW DRUGS, 2009)</ref>。







